特別第1回 妻よりの電話  We miss you!

 私は1998年から中国で働いております。もちろん単身赴任ですので、時には無性に寂しく、孤独感に陥ることがあります。そんなときに妻からの電話は何よりも心が慰められます。

 妻は毎日といっていいほど電話をかけてきて、子供のことなどいろいろと話してくれます。一ヶ月の電話代はバカにはなりませんが、それを聞くのが楽しみでもあります。

 今回は妻よりの電話でも特に記憶に残っている話をいくつかお伝えしたいと思いますが、その前に簡単に家族の紹介をさせていただきます。

 妻: 典型的なフィリピン女性。何が典型的かというと、彼女の辞書には貯金という言葉はなし。宵越しの銭は持たないというよりは、持てない。パッパカパッときれいさっぱり使ってしまう。お金がなくてもケセラセラ。

 ライアン: 長男。今年は小学六年生。縦よりも横に成長し、体重は家族中でナンバーワン。通称はヒポポタムス、カバちゃん。

 ベアトリス: 長女。今年は小学四年生。妻に言わせれば、幸いにもママ似で大変な美人。私に言わせれば、ますますライアンに似て、横に成長しだしている。通称はベア。

 サミュエル: 次男。今年は小学一年生。妻に言わせれば、一番可愛い。クラスで一番でかいが、とてもやさしいとのこと。通称はサム。

 私が上海地区で働いていたときのことです。10月の国慶節にフィリピンへ帰る予定でした。しかし、会社より帰国旅費は支給できないといってきたので、帰るのは断念しました。往復で4000元(日本円約6万円)ぐらいかかり、そのときの経済状態では自己負担は苦しく、しかたがありません。妻にはそのように伝えました。

 妻より電話がありました。ライアン(長男)、ベア(長女)、サミュエル(次男)、みんながっかりしている。パパにはWe miss youと伝えてといってきました。特にライアンは、パパが帰ってきたら、キャッチボールをしたかったといっている。

 ライアンはサウスポーなので、日本の友人に頼んでサウスポー用のグローブを買ってきてもらい、ライアンにボールのキャッチの仕方をいろいろと教えました。腰より上のボール、腰より下のボール、ごろのボール、高く上がったフライのボール、いろいろなボールの捕りかたを教えました。ボールはテニスボールを使いました。これなら顔にあたっても痛くないから。

 ライアンはあまりうれしそうな仕草はしていなかったので、そんなに好きでもないのかなと思っていたら、私とのキャッチボールをとても楽しみにしていたようです。

 いつも留守ばかりで、何もしてやれない自分が本当に情けないと思いました。

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